京都の有名観光地・鞍馬は「鞍馬山」という1つの山になっていて、観光に行く際は山登りをするつもりで行く必要があります。

足場の悪い所を登ったり下ったりする為に結構ハードな道のりになるので、ケーブルカーも用意されています。

今回はこのケーブルカーについてお話していきたいのですが、料金や時刻表等の基本的な情報はもちろんですが、ケーブルカーに乗る事によってルートが外れて回れない場所も出てくるので、その辺の事もお話ししたいと思います。



ケーブルカー乗場の場所


ケーブルカーの位置は鞍馬の入り口である仁王門から少し歩いた所にあり(↑図の〇6の所)、そこから急斜面を上って行きます。(↑図の〇7の所)

運行時間は長くなく2~3分くらいで到着し、下りも出ているので山を下りる時もケーブルカーを使う事ができます。




仁王門。叡山電鉄鞍馬駅を少し歩くと見えてきます。


上りのケーブルカー乗場


下りのケーブルカー乗場から。距離はそれほど長くなく、肉眼で向こう側の乗り場が見えます。


下りのケーブルカー乗場


下りのケーブルカー乗りばを降りたらすぐに「多宝塔」が見えてきます。




料金・時刻表


料金は大人200円で子供が100円になります。






時刻表は上記の通りで、20分間隔で運行されています。

ただしケーブルカーは1車両なので人数に限りがあり、人が多い観光シーズンは下手をすれば2~3本待たないといけない事もあります。


ケーブルカーに乗っても、辛い階段は避けられない


そもそも何故ケーブルカーに乗るのかと言いますと、鞍馬山のメインとなる「本殿金堂」に向かう為です。(↑図の〇26)




本殿金堂


もちろん誰かが決める事ではないのですが、鞍馬観光の一応のゴールは本殿金堂とされています。





もしケーブルカーを使わずに本殿金堂まで向かうとすれば↑の様な道のりを歩く必要があります。

それだとご年配の方や体力に自信の無い方は、かなりキツい道のりになるのでケーブルカーで一気に駆け上がるという具合です。





しかしながらケーブルカーを使ったとしても多少歩く必要があり、特に↑の部分はかなり急な階段になるのでそこは覚悟しておいてください。


ケーブルカーに乗る事によって見られないスポット


上りも下りもケーブルカーを使えば確かにかなりの近道になりますが、それだとほとんどのスポットを見られなくなります。

↑図の〇部分がそれになるのですが結構見所が多いので、観光で来られた方はそれを見ずに帰るのはもったいない気がします。

そこでおススメなのが上りはケーブルカーで行って、下りは歩いて帰ってくるという方法です。

それだと何気に本殿金堂までのスポットは全部見て回る事ができます。

しかし山登りで本当に危ないのは上りよりも下りだと言う事です。

上りは体力的にはキツいですが、下りは勢いでスピードが付く分足を止められなくなって尖った石や木を思いっきり踏んでしまったり、足をぐねったりする恐れもあるので決して油断せずに下山してください。


実際は歩けない事もない

地図で見れば険しい山道の様に見えますが、実際の所は普通に体力がある方なら歩いて本殿金堂まで行く事は可能だと思います。

無理は禁物ですが、ご年配の方やよほど体力に自信が無い限りはチャレンジしてみるのも良いと思います。

更に言えば鞍馬の最大の見所は本殿金堂の後ろにある奥の院だと思っているので、こちらもチャレンジしてみてはいかがでしょう。(こちらはちょっとハードです)





奥の院参道。ハードですが雰囲気のある所です。




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