天下茶屋 -てんがちゃや-

多分、大阪に住んでいない人はふりがな無しでは読めないであろう地名で、由来はあの豊臣秀吉がこの地で飲んだお茶に感激したという所から来ています。

中々大層な由来ですが、実際はどんな町なのでしょうか?

今回はそんな天下茶屋をご案内します。

詳しい話は後程しますので、まずは天下茶屋の街並みをご覧ください↓











天下茶屋ってどこにあるの?


天下茶屋は大阪府の、





大阪市西成区にあります。





ここには阪堺電車という路面電車が通っているのですが、「今船」「松田町」「北天下茶屋」の3駅周辺がそのエリアになり、





住所的には「天下茶屋」「天下茶屋東」「聖天下(しょうてんした)」という所になります。

ここより北に「天下茶屋北」という住所があるのですが、エリア的に見ればそこは「萩之茶屋」という所で、大阪で屈指のヤバい所になります。

ちなみに端っこギリギリのラインに南海電車の天下茶屋駅もあります。







天下茶屋ってどんな所?


大阪の西成区と言えば治安が悪いで有名な所で、天下茶屋はその西成区の中でも特に治安が悪いゾーンに入っています 。

色々な街を歩いてきて気が付いた事は、治安が悪い所は何故か昭和の雰囲気のまんまの所が多いという事です。

天下茶屋も多分に漏れず昭和の雰囲気が色濃く残されており、下町情緒溢れる所となっています。


鉄道の写真スポットもある


阪堺電車の北天下茶屋駅は鉄道写真ファンの間でも有名な撮影スポットで、駅の横に昭和感丸出しの通りがあるのですが、その景色と電車を絡めて撮っている方が多いです。











激シブ商店街も!


基本的にこの北天下茶屋駅の横通りは一番昭和感が出ている所で、天下茶屋商店会とい激シブな商店街もあります 。




距離は長くはありませんが営業しているお店もあり、廃れた感じではありません。駅横通りなのである程度の人通りもあります。

天下茶屋商店会の延長上に天下茶屋駅前商店街があるのですが、こちらはわりかし現代風な商店街になります。






アーケード無しの商店街も


そしてこのエリアのメインストリート、目抜き通りはアーケード無しの商店街になっています。

天下茶屋を街歩きするならこの通りを歩きつつ、気になる所があれば細い道に入っていくのが一番良いでしょう。


住宅街のいたる所に昭和感が


それ以外の場所は住宅街になるのですが、やはり昔ながらの風景がたくさん残されています。








やはり昔から住んでいる方が多く、新たに住む方が少ないのでそのまま時間だけが流れていったという感じなんでしょうか。



昔のままの路面電車駅がより一層昭和感を演出してくれます。


終わりに

とは言え大阪市ですから、ここから抜け出せば周りはかなりの都会になります。

すこし歩いた所に高級住宅街もありますし、前述したように萩之茶屋というもっとヤバめな所も存在しますし、西成区は中々奥が深い街になります。




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