由岐神社は京都の鞍馬山内にある神社になるのですが、何といっても最大の見所は御神木の杉の木になります。

実はこの杉の木が特によく見える絶景ポイントが存在します。

僕が初めて由岐神社に訪れた時に発見(?)できたのですが、その時は思わず「おお!すごい!」と唸ってしまいました。

という訳で今回は由岐神社と、この杉の木がよく見える絶景ポイントをご紹介します。



由岐神社の場所


由岐神社は鞍馬のメインの入り口にあたる仁王門から少し歩いた所にあります。

ただ仁王門の所でケーブルカーで一気に上まで登る方が多いのですが、ケーブルカーを使うと由岐神社に行く事が出来ません。(由岐神社まではどうしても歩く必要があります)

そこが難点と言えば難点ですが、ケーブルカー乗場から由岐神社まではそれほど遠くは無く坂もそこまで辛くないので、由岐神社に行ってからケーブルカー乗場に戻る事も十分に可能です。


由岐神社ってどんな所?


由岐神社は鳥居の所から始まる階段を上って本殿に行き、その階段づたいに摂社や末社がある神社になります。

広さ自体はそこまで広くはありませんが、かと言って狭い訳でもありません。


本殿


こちらが本殿になります。(いつも思うのですが、しめ縄が綺麗な色ですね)

御祀神は大己貴命(おおなむちのみこと)と、少彦名命(すくなひこのみこと)になり、大己貴命は大国主命(おくにぬしのみこと)の別名になります。

ご利益はかなり幅広く、健康系・縁結び系・商業、農業発展系等、かなり多岐に渡ります。


摂末社


本殿の隣に一社、そしてこのように階段づたいに摂社、末社が並んでいます。





本殿の隣に「三宝荒神社」があり、ご利益は「火難・災難除け」になります。





そして「山岳・登山安全」の岩上社になります。鞍馬観光は言わば登山ですので、参拝しておきましょう。





そして「商売繫盛・家運隆昌」の冠者社になります。





そして最後にこれまた「商売繁盛・健康長寿」の白長弁財天社になります。(商売繁盛が多いですね)


由岐神社最大の見所は「三本杉」


そして最大の見所は御神木でもある「三本杉」になります。





境内に三本の杉があり、階段の真ん中辺りにある杉は「大杉社」として祀られていています。

この杉は「大杉さん」と呼ばれていて、一心に願えば願い事が叶うとされています。


大杉さんの絶景ポイント

この大杉さんには絶景ポイントが存在します。由岐神社を訪れた際には是非ともそこから大杉さんを見て欲しいので、紹介しておきます。





それはズバリ入り口の鳥居をくぐる直前の所になります。

ちょっと専門的な話になるのですが、この写真を撮る為には広角レンズという広く写すレンズが必要になります。

広角レンズの場合は手前と奥の遠近感が出てしまうので、どうしても肉眼で見た時の感動を伝える事が僕の力不足も相まって伝える事が出来ないのですが、由岐神社に訪れた際はこの位置から大杉さんを見てみてください。

僕がこれを発見したのは初めて鞍馬に訪れた時の事です。

その時は由岐神社があると言う事も知らなかったので、ケーブルカーで上まで行き、帰りは歩いて下る事にしました。

下りの時は由岐神社を通るので境内を通り鳥居をくぐり、一礼しようとくるっと振り返った時にこの絶景を見る事ができました。





肉眼で見ると大杉さんがもっとグッと寄ってくるので、迫力が増します。


おわりに

この由岐神社は奥の院以外ではかなり大きな見所になるので、ケーブルカーを利用される方も是非一度はご覧になってみてください。

繰り返しになりますが、歩いて行ってそこからケーブルカー乗場に戻ってもそれほどツラい距離ではありません。


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