旅の楽しみ方の一つに地元の人と同じ目線でその土地を見るというものがあります。

僕自身も京都に行く時は、あえて観光地から離れて住宅街に入ったりと、観光地っぽくない所を歩くのが好きだったりします。

そんな中でも特に地元感満載なのは「商店街」ではないでしょうか。

今回はその中でも激シブな商店街を3つご紹介したいと思います。



観光客向けの商店街は外しました


京都の有名な商店街と言えば「寺町商店街」「新京極商店街」が挙げられるのですが、これはどちらも観光客向けの商店街なので今回は除外しました。
更に言うと京都の台所で有名な「錦市場」も最近では観光スポット化しているので、こちらも除外しました。

今回はもっと地域に密着した、地元の人の買い物の場としての商店街を取り上げて行きます。


1.古川町商店街




京都の三条通りを東に向かって歩いて行くとその商店街はあり、平安神宮や蹴上インクラインの近くにあるので、知らず知らずのうちに通りかかっている人もいるかもしれません





距離的には「長すぎず短すぎず」といった所で、本当に地元の商店街といった感じです。





京都は個人商店がまだまだ元気で賑わいのある商店街が多いのですが、ここは少しだけ寂れが見えてきています。





それでもシャッター街化している商店街に比べれば全然活気のある方です。


2.三条会商店街



この三条会商店街は三条通りがそのままアーケード付きの商店街になっている所で、三条通りと言っても中心地からだいぶ西の進んだ所にあります。





まずびっくりするのが、もの凄く長い商店街で全国的に見てもトップクラスに入るのではないかと思います。

一見、一つの商店街に見えますが、それぞれ組合の違う商店街がつながっているという感じでそれでこんなにも長いのですね。





食料品や生活品のお店はもちろんですがカフェやちょっとした娯楽施設等もあり、この商店街だけで半日過ごそうと思えば過ごせる事も可能です。





面白そうな雑貨屋さん等も。







そしてもちろん昔ながらのお店もたくさんあり、うれしくなります。


3.出町枡形商店街(でまちますがたしょうてんがい)



この出町枡形商店街は叡山電鉄の出町柳駅近辺にあり、有名所としては「鴨川デルタ」、いつも行列が出来ている大福屋「出町ふたば」がある所で京都の中心地の一番北端に位置する所です。





距離的には今回紹介した商店街の中でも一番短いのですが、そのかわり中身は凄く濃いです。





距離が短い分、人口密度も高いので、それが活気のある風景をかもし出してくれています。





観光地でよく見かける顔出し看板もあり、商店街全体で盛り上げていこうという気運が見られます。


まとめ 個人商店が元気な街

京都の街を歩いているといつも思うのが、個人のお店が本当に元気だという事です。

特に大阪と比べるとその差は歴然としていて、僕が子供時代を過ごした80年代くらいの風景が色濃く残されています。

ただそんな風景もだんだんと失われつつあるのが現実で、そんな風景を少しでも写真に、できればフィルムで残していこうと思っています。

そんな理由から今回の写真はフィルムで撮りました。




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