高野山の入り口的存在である「大門」ですが、こちらはガイドブック等には大々的に載っているので、行かれる方も多いのではないでしょうか。
観光には2つの楽しみ方があります。1つは歴史や由緒等を紐解いていくというもの。もう1つは景観やロケーション等を楽しむというものです。
僕は完全に後者の方なんですが、そういう観点から見ると大門はどうももう一つな感じがしました。
門自体は良かったのですが周りの環境がどうももう一つな感じで、イメージしていたのと結構ギャップがありました。
その代わり意外な発見もあったので、その辺も踏まえて大門を紹介していきます。
観光には2つの楽しみ方があります。1つは歴史や由緒等を紐解いていくというもの。もう1つは景観やロケーション等を楽しむというものです。
僕は完全に後者の方なんですが、そういう観点から見ると大門はどうももう一つな感じがしました。
門自体は良かったのですが周りの環境がどうももう一つな感じで、イメージしていたのと結構ギャップがありました。
その代わり意外な発見もあったので、その辺も踏まえて大門を紹介していきます。
大門の場所
大門は高野山の端、一番西側にあり、門だけあって入り口的存在になります。
壇上伽藍を更に西に行くだけで、道なりに真っ直ぐなので迷う事は無いと思います。
観光案内看板にも大門は大きく書かれていますし、「大門行き」のバスも出ているので、バスで直接行って大門から観光をスタートさせるのも1つです。
大門ってどんな所? 何故、ガイドブックの写真は門しか移さないのか?
大門ってどんな所?聞かれれば「大きな門があります」としか答えられません。こちらがガイドブックでよく見かける大門の写真になります。全部を写すにはもっと広くを写す広角レンズを使うか、後ろに下がるしかありません。
ガイドブックの写真はかなりの広角レンズを使って撮っています。
マニアックな話になりますが、広角レンズになればなるほど上を向けて撮ると建物が歪んでしまいます。それでも後ろに下がらずに広角レンズを使うのは後ろに下がれない理由があるのです。
試しに後ろに下がって撮ってみました。
実は大門の周りは道路になっています。
しかもかなり車の通りが激しく、何台もの車がビュンビュン通って行きます。
ですので常に車の音がうるさくムードを損ねてしまう為、そこが残念な所です。
ガイドブックの場合、道路も一緒に写ってしまうと景観が損なわれて、それだけで興ざめしてしまいます。
これがガイドブックの大門の写真は建物を歪めてまで広角レンズで撮る理由です。
大門 他の見所
大門の見所は大門一択なので、他に何かがあるという訳ではないのですが、意外な発見としては眺めが良いという事です。時折忘れがちですが高野山は山の上にあるので、見渡せるような所に立てばかなり景色が良いのも頷けます。
終わりに
僕は色んな記事で言ってるのですが、観光地というのは決してテーマパークではないので、作為的に景観を作っている訳ではありません。ですのでどうもイマイチという所もあって当然で、行く所全てが良かったという事はあり得ないと思っています。
そういう時は無理にヨイショをするのではなく、言葉には気を付けつつも、正直に発信していこうと思います。