初めて京都に行く場合はこの3箇所でOKです

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京都は有名な観光地なので知名度だけが一人歩きしてしまい、いざ行ってみると思った程の事ではなかったと、ガッカリして帰られる方も多いと聞きます。

京都とてテーマパークではありませんから、普通に人が暮らしていますし、全てのエリアが和風っぽい雰囲気という訳ではありません。

「京都」と聞いて思い描くイメージと、実際目にした光景のギャップから余計にガッカリ感が増すんですね。

そこで今回は初めて京都に行かれる方に対して、おススメの場所をご紹介しようと思います。

紹介する場所は3箇所で、どれも有名な所ですが「有名だけどやっぱり良い!」という所になっています。



1.宇治


宇治は京都の中心地から南に位置し、住所的にはその名の通り「京都府宇治市」になります。

JR京都駅から8駅(奈良線)で、それほど遠いという訳ではありません。






観光スポットは以下の赤い所になります。


JR宇治駅から「源氏物語ミュージアム」(無理に行く必要はありません)→「宇治上神社(世界遺産)」→「宇治神社」→「朝霧橋」→「平等院」の順番に行くとスムーズです。

地図で見れば時計回りになるのですが、別に逆から回っても構いません。
ただ、となると平等院が一番最初になってしまいます。

平等院は有料で敷地も結構広い所なので、後々のスケジュールが気になってゆっくり回れないという事になってしまうかもしれないので、なるべく時計回りをおススメしています。

それでは一つずつ紹介していきましょう。(源氏物語ミュージアムは行った事が無いので割愛します)


宇治上神社(うじがみじんじゃ)


宇治上神社は世界遺産に登録されています。

世界遺産と聞くと広大な面積を誇る所とイメージしがちですが、宇治上神社はその逆で、派手ではありませんがひっそりと佇んだ感じが良く、シブめのスポットになります。

敷地内も広くなく、本殿に参拝してぐるっと見回るだけなら15分~20分くらいで出来てしまいます。











宇治神社


宇治神社は宇治上神社と名前が似ていて紛らわしいですが、明治時代までは一つの神社だったらしいです。

敷地は宇治上神社よりもさらに狭いですが、せっかくなので参拝しておきましょう。


朝霧橋


宇治上神社、宇治神社から平等院に行くには川を超える必要があり、 向こう岸に渡る時に通るのがこの朝霧橋です。

宇治は景観保存地区に登録されており、町並みそのものが良い雰囲気に包まれています。

特徴として高い建物が少ないので、この朝霧橋からの眺めは何も遮る物がなく、360℃パノラマの世界が体験できます。


平等院


そして一番のメインは何と言っても平等院ですね。

有名なのが10円玉にも描かれている鳳凰堂ですが、平等院という敷地の中に色々な建造物があり、その中の一つにして最大の目玉がそれになります。

平等院に入るのに入場料が要り、鳳凰堂には更に別途料金が必要になりますが、一見の価値はあります。

平等院ご案内
庭園:8:30~17:30
平等院ミュージアム鳳翔館:9:00~17:00
鳳凰堂内部:9:30より拝観開始、以後20分毎に1回50名様

休み:なし

拝観料
大人:600円
中高生:400円
小学生:300円
※鳳凰堂は別途300円必要


甘いものが食べたくなる魅惑の平等院表参道


平等院の前には「平等院表参道」という道があるのですが、そこは甘いものが売られていて、もの凄くいい香りが漂っています。(甘いものが好きではない僕でさえ、甘いものが食べたくなるという魅惑の道です)




一番代表的なものは宇治の抹茶ソフトクリームで、 ほとんどの人が緑色のソフトクリームを食べ歩きをしています。




景観が良く、田舎に来たみたいな感じ

京都という所は京都市の中心地を除けば、一昔前の光景が色濃く残されていて、宇治も例外ではありません。

程良い田舎に来たみたいな感覚を味わえるので、今回ご紹介したルートを少し外れて散策しても楽しめます。

ただ、多くの方が「京都」と聞いて思い描く和風な感じではないですが、これはこれで全然OKです。


2.伏見稲荷大社


伏見稲荷大社は外国人観光客の人気NO.1スポットに3年連続で選ばれているのですが、本当に納得です。

伏見稲荷大社と聞くと誰もが「千本鳥居」を思い浮かべると思いますが、とんでもない!
千本鳥居はほんの序章に過ぎず、本当の見所はその奥にある「妖惑の世界」です。

基本は神社なので24時間いつでも行く事が出来るのですが、夜中に来たとすれば間違いなくアカン所に来てしまったとなるくらい雰囲気のある所です。




伏見稲荷大社アクセス


伏見稲荷大社のアクセスはJR京都駅から2駅と、非常に便が良い所にあります。


とにかく動きやすい格好+荷物は預ける事


伏見稲荷大社は「稲荷山」という山全体が敷地になり、 頂上まで続いている鳥居をくぐりながら山頂を目指します。

言わば山登りですから、動きやすい格好をおススメします。

そして荷物もなるべく持たない方が良いでしょう。
トランク等の大きい荷物がある場合は、JR京都駅のコインロッカーで預けておきましょう。
以前にトランクを抱えて上っている女性を見かけましたが、本当に大変そうでした。。


絶対に無理しない事

途中でしんどくなったら、無理をせずに山を降りましょう。
伏見稲荷大社はとても雰囲気が良いのですが、どこも似たような所というのも正直な所です。

元々は礼所に参拝するのが目的なので、頂上まで登ったとしてもそれほど達成感がある訳ではありません。

要所要所に下山道もあるので、くれぐれも楽しめる範囲にとどめておきましょう。


上に行くほど人が少なくなる

とは言え、伏見稲荷大社のふもとの辺りは人でごった返していますが、上に行けば行くほどだんだん人が少なくなってきます。

頂上付近は人がまばらで、ある意味穴場とも言えます。


3.祇園四条(ぎおんしじょう)


宇治と伏見稲荷大社は中心地から離れた所にありますが、3箇所目の祇園四条は京都のど真ん中にあり、初めて京都に来た人が一番テンションの上がる所でもあります。



ここからここまでが祇園四条ですという区切りがある訳ではありませんが、大体この辺にある見所をご紹介します 。


祇園白川


「THE・祇園」とも呼べるくらいの代表的な所で、映画のセットそのものの世界が堪能できます。

僕も初めてここに来た時は本気で感動しました。

が故に、めちゃくちゃ人が多いです。

通常の時間帯で人が全くいない写真を撮るのはまず無理だと思って頂いて結構です。
基本的には夜の街なので、夜までずっと賑やかです。(上の写真は早朝に撮りました)

それでも一見の価値は十分過ぎるくらいにあります。












花見小路(はなみこうじ)


祇園白川に並ぶ人気スポットで、こちらも常に人でごった返しています。

ここのポイントはメインの通りから枝分かれになっている細い通りに入っていく事です。



上の写真は花見小路のメインストリートなんですが、この道を往復して帰ってしまう方が非常に多く、どんどん細い道に入り込んで行きましょう。








これぞ京都という風景に出会う事ができます。


石塀小路(いしべこうじ)


厳密に言うと祇園四条ではないと思うのですが、近いし良い所なのでご紹介しておきます。

京都の小粋な路で、着物を着て歩いている人のポスターを見た事があると思いますが、そのほとんどがこの石塀小路で撮影されています。(現在は撮影禁止になりました)


それくらい有名な所なんですが、以外に知名度は低く、知らなかったという方も多いです。

短い路なので、取り上げられる事が少ないのが原因と思われます。

でも素敵な所なので、是非行ってみてください。












他にもまだまだあります

一応おススメの場所を紹介しましたが、これ以外にも観光スポットはまだまだあります。

有名所で言えば八坂神社がありますし、そこからちょっと足を延ばすと知恩院もございます。


八坂神社



知恩院


祇園四条界隈はまずヒマする事は無いので、リピートするのも良いでしょう。


3つの中ではどこが一番良い?

宇治・伏見稲荷大社・祇園四条、それぞれタイプが違うので結局どこが一番良いのかという事なんですが、初めて京都に行くかれるのなら、祇園四条が無難だと思います。

ただし人が多いので、それが嫌な場合は伏見稲荷大社が良いでしょう。

初めてではないけど、祇園四条も伏見稲荷大社も行ったという方は宇治でどうでしょう。


まとめ

今回ご紹介したのはある程度見て回れる「エリア」をご紹介しましたが、単発のスポットで「有名だけどやっぱり良い!」という所は他にもたくさんございます。

また別の記事でご紹介できたらと思います。
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