鶴橋と言えば今やガイドブックにも出てくるくらいの観光地になっています。
大阪屈指のディープスポットとしても知られていて、下町風情の残された非常にシブい所でもあります。
今回はそんな観光地化された鶴橋と、普通の住宅街としての鶴橋の両方をご紹介します。
大阪屈指のディープスポットとしても知られていて、下町風情の残された非常にシブい所でもあります。
今回はそんな観光地化された鶴橋と、普通の住宅街としての鶴橋の両方をご紹介します。
詳しい話は後ほどしますので、まずは鶴橋がどんな所かというのを見ていきましょう↓
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目次
鶴橋ってどこにあるの?
鶴橋は大阪の生野区という所にあります。
「JR鶴橋」「近鉄鶴橋」「大阪メトロ鶴橋」があり、3駅ともほぼ同じ所に位置しています。
そして降りたその場所がすでに鶴橋なので、迷う事は無いと思います。
JR近鉄
近鉄鶴橋
大阪メトロ鶴橋
鶴橋ってどんな所?
鶴橋というのは生野区の左上に位置し、生野に限らず大阪の中でも有名な所で、今では観光地としても知られています。
住所的に言えば1丁目から5丁目まであり、その中の一部にすごくディープな場所が存在します。そこがガイドブックに出てくる「鶴橋」と思ってもらって結構です。
基本的には住宅街で下町
ガイドブックに出てこない普通の鶴橋は基本的には住宅街になり、それでいて高い建物が少なめになります。
しかし場所的には都会のど真ん中なので周辺地区の高いビルに囲まれており、その対比で余計に下町感が醸し出されています。
そして町工場等も多いです。(これは生野区全体に言える事ですが)
古い家と新しい家が混在した普通の住宅街で、所々に町工場があります。
ガイドブックに出てくる鶴橋
一方、ガイドブックに出てくる鶴橋は↑の赤で囲った所になります。
これだと解りにくいので、拡大してみましょう。
住所で言えば鶴橋1丁目と2丁目、そして近鉄線より北は東成区です。
ここ一体が鶴橋商店街という商店街になっていて、ガイドブックに出てくる「鶴橋」というのはイコールこの鶴橋商店街と思っていただいて結構です。
いくつもの商店街が連なっている
一応「鶴橋商店街」という呼び名で親しまれていますが、厳密には色々な商店街が連なっています。
入り口も多く色々な所から入る事が出来、しかも中でつながっているので慣れない内は迷路みたいに迷うと思います。
大きく分けると3つ
商店街の中も色々な特色があるのですが、大きく分けると「韓国系商品街」「昔ながらの商店街」「鮮魚市場」の3つに分ける事ができます。韓国系商品街
韓国系商品街は韓国の食品や生活用品(主に服)等のお店が密集していて、「鶴橋コリアタウン」とも呼ばれています。
↑の写真のように椅子を用意してくれているお店もあり、そこで飲食をする事も出来ますし食べ歩き等も可能です。
焼肉屋さんも乱立しているので、実際にお店に入って食べてもOKです。
昔ながらの商店街
そして昔ながらの商店街は八百屋・魚屋はもちろん、お菓子屋・日用品屋、そして包丁研ぎ屋まであり、まさに昔ながらの光景がそこで見る事が出来ます。
しかもかなりの賑わいで、↑の写真のように非常に活気溢れています。
全国でレトロな商店街は探せばあると思いますが、レトロで尚且つ賑わいのある商店街はかなり少ないのではないでしょうか。
鮮魚市場
そしてこれはあまり知られていないのですが、実は鶴橋商店街には鮮魚市場も入っています。
卸売りがメインですが小売りもしてくれるお店があり、歩いているだけで楽しいですよ。
商店街周辺も面白い
商店街の周りにもお店がたくさん出ていて、それがまた昔ながらの情緒あふれる感じで凄く雰囲気が出ています。
終わりに 生野の全てが凝縮された所
鶴橋という所は生野区の全てが凝縮されていると言っても過言ではなく、土着的で古き良き下町の姿が今も活気と共に残されています。決して小ぎれいな所ではありませんが、そこが最大のらしさとも言えるでしょう。