
有馬温泉には、
1.瑞宝寺公園コース
2.泉源コース
3.歴史コース
4.六甲ハイキングコース
5.鼓ヶ滝コース
2.泉源コース
3.歴史コース
4.六甲ハイキングコース
5.鼓ヶ滝コース

これは有馬温泉観光案内所で配布している↑「有馬温泉ウォーキングマップ」に基づいているもので、有馬温泉推奨の観光コースになります。(有馬温泉を観光される際は是非ご活用ください。観光案内所で無料で頂けます。)

今回はこの5つのコースの中の、
1.瑞宝寺公園コース
2.泉源コース<<
3.歴史コース
4.六甲ハイキングコース
5.鼓ヶ滝コース
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3.歴史コース
4.六甲ハイキングコース
5.鼓ヶ滝コース
目次
「泉源」とは? 源泉とは違うの?

コースを案内する前に「泉源」とは何なのか?という話からしていきましょう。
似た言葉で「源泉」というものがあります。源泉というのは地中深くにある温泉そのものの事を指し、対して泉源というのはその温泉から湧き出たスポットの事を言います。

色んな装置等を使ってそのスポットから旅館のお風呂や銭湯等にお湯を運びます。
湧き出たお湯をそのまま使っても良いのですが、普通は熱すぎたりぬるすぎたりするので加熱したり水で温度を下げたりします。
温泉郷の写真等で所々に煙が立っているものがありますが、あれが泉源です。
厳密にはもっと細かい話になると思いますが、大体はこれで良いと思います。
有馬温泉泉源コース 回り方

それでは実際に泉源コースの回り方をご紹介していきます。
有馬温泉の観光コースの中には中心地から外れたコースもあるのですが、泉源コースは温泉街を巡る言わば王道コースになり、温泉気分を味わう事が出来るコースになります。
観光案内所に地図がある


有馬温泉には「観光案内所」があり、そこで泉源コースをはじめ5つのコースの地図を配布しているのでそれを見ながら回れば間違いないと思います。
↑の写真は観光案内所の前にある地図看板ですが、全く同じものを印刷した紙があるので観光の際は手に入れると良いでしょう。
有馬温泉駅からスタート


地図上ではスタート地点が「ねね橋」という所からになっているのですが、解りやすくする為に有馬温泉駅をスタート地点とします。
有馬温泉駅は有馬温泉で唯一の電車の駅になるので、目印としては一目瞭然です。
まずは有馬温泉駅の改札を通ったその状態から、右に曲がります。



交差点があったり「有馬御苑」というホテルがあったりと、賑やかなのですぐに解ると思います。
信号を渡って歩道を歩いていきます。

歩道を見下ろすと↑のような光景を見る事が出来ます。これは結構有名な所で、有馬温泉のガイドブックやポスター等には必ずここの写真が載っています。

ねね橋到着



↑の写真の向こう側に見えるのがねね橋です。ここまで来たら来た方向から見て右に曲がります。

右に曲がる所に観光案内所があり、

そのまま真っ直ぐ進むとバス乗り場があります。そこを左に曲がります。

曲がる道を正面から見た図。右のオレンジのテントはお土産屋さんです。バス乗り場とお土産屋さんの間を入っていくという感じです。
金の湯


まっすぐ歩くとすぐに金の湯という温泉場が見えてきます。
この金の湯は有馬温泉の中でも有名な温泉になります。しかも建ってる所が目印になりやすいので、覚えておい損はありません(観光に行かれる方は入るかもしれませんね)。

この金の湯を右に曲がって、ぐるっとう回するように向こう側に行くと、1つ目の泉源「御所泉源」が見えてきます。

「カメ印 温泉堂」と書かれた看板が目印です。

ここの細い道を入っていきます。
1つ目の泉源「御所泉源」

こちらが御所泉源になります。卵やまんじゅうを作っている訳でもなく、中に入れる訳でもなく、特に何があると言う訳ではないのですが、この装置自体が普段見られるものではないので一見の価値はあるのではないでしょうか。


3つのお寺を超えた所に次の泉源が

続いて2つ目の泉源を目指しましょう。この辺は温泉街の中心なので泉源以外にも見所がたくさんあり、寄り道してもOKです。

極楽寺

念仏寺
ここは道すがらに3つのお寺があるので、参拝しても構いません。そしてお寺を右に曲がると次の泉源が見えてきます。

この道の右側に泉源があります。

見えてきましたね。
2つ目の泉源「極楽泉源」

この細い道の向こうに2つ目の泉源の極楽泉源があります。


さっきの御所泉源と比べてやや小さ目な感じがします。

同じ道筋に「銀の湯」という有名な温泉があります。金の湯同様、銭湯なのでひとっ風呂浴びても構いません。
そして有名な泉源へ

3つ目の泉源ですが、有馬温泉を象徴する有名な泉源になります。


これまでも坂道だったのですが、ここから更に坂が急になります。
3つ目の泉源「炭酸泉源」

有馬温泉の有名なお土産の1つに「炭酸せんべい」というのがあります。
これは食べるとシュワシュワするとかそういう事ではなく、ここから湧き出た炭酸泉を使って作った事からその名が付きました。
昔はこの炭酸泉に砂糖を入れてサイダーとして飲まれていたそうです。現在も「ありまサイダー てっぽう水」というサイダーの商品がありますが、この炭酸水が使われているかは不明です。

こちらの炭酸泉は飲む事ができ、蛇口も用意されています。

試しに飲んでみたのですが、確かにシュワシュワ感はありましたが、炭酸のジュース程ではありませんでした。
しばし下り坂なので楽

ここから次の泉源までは下り坂ですので楽です。



奥に見える赤い鳥居が次の泉源の入り口になります。
4つ目の泉源「妬(うわなり)泉源」

ちょっと解りにくいですが向こうの方に塔みたいなものがあり、そこが泉源になります。

赤い鳥居の横にある細い道を入っていきます。

道に入った瞬間、硫黄のにおいがもの凄いです。

泉源の向こうにお店があり、いつの間にかお店の敷地に入り込んでたという事態になってしまいます。

泉源の名前も珍しくこれで「妬(うわなり)」と読みます。昔、美人がこの泉源の前を通った際、あまりに美人さに嫉妬してお湯が噴き出たという事があったらしく、それでこの名前が付いたとされています。
赤いポストを目指して

次の泉源までは非常に近く、歩いてきた道をそのまま真っ直ぐ進むだけでOKです。

この赤いポストまで来たら、右に曲がります。

この道をすすむと、

赤いのぼりが立っている神社に出るのでそこが次の泉源になります。

5つ目の泉源「天神泉源」

天神泉源は神社の境内にある泉源で、散策途中に立ち寄られる方も多いです。


最後の泉源はちょっと外れにある

最後の泉源ですが、ちょっと外れた所にあり、しかも装置を遠くからしか見る事が出来ないので、何だったら泉源めぐりはここで終了しても全然構いません。

行き方はちょっとややこしいですが、さっき来た道、赤いポストの所に戻る途中に階段があるのでその階段を上ります。



階段を上り切った所に左に曲がる道があるので、そこを曲がります。

曲がって道なりに進むとガードレールが見えてくるので、そこが泉源になります。
6つ目の泉源「有明泉源」

道の下側に泉源があり上側から眺める形になります。中に立ち入る事は出来ません。


ガードレール沿いに下って行けば元の場所に戻れる

泉源めぐりはこれで終了です。後はガードレール沿いに道を下って行けば元の場所に戻れます。


ガードレールが切れたら、左に曲がります。

そして道なりに進むと、

観光案内所の所まで出てきます。